寿命との駆け引き

昨日の疲労感が残っているのか、睡魔と闘いながらも、頭だけは妙に目まぐるしく働くという、全く不可思議な日曜日を迎える。

 

現在の住まいであるマンションに引っ越して、10年を迎えると、私同様に

各方面の手入れが必要になってくる。

 

その一つが、引っ越し前からの冷蔵庫の寿命が案じられていた。

然し、これといった問題は、なく、寧ろレンジ台は、限界と判断し、交換することになったのだが、ついでに、冷蔵庫もと、考えたのである。

 

確かに、レンジ台とは、異なり、全く今のところ、冷蔵庫は良く働いてくれているが、私が、案じたというか、考えたのは、今後の冷蔵庫の寿命と

私の寿命との関連である。

 

日曜日もあって、終日、ネットで、冷蔵庫について探し求めたが、「帯には短し、襷には長し」といった具合で、マッチングしないのである。

 

今回、初めて知ったのであるが、「電子冷蔵庫」である。

そういえば、9月に入院した時も、その後、静養のためにホテルに宿泊した時も、今から考えれば、「電子冷蔵庫」であったのだ。

 

結局、妙に、体力もないのに、凡そ、終日、冷蔵庫探しに費やした。

後期高齢者になると、自分の寿命と、所有物との駆け引きが、今後は更に

数多くなっていくのだろうと、想った。

 

然し、私は、それを見込んで、断捨離に努めているが、電化製品、家具類等々の、自力ではかなわないものに対する処分の判断を改めて考えた。