いかなごのくぎ煮

今朝も関東近県で、地震があったとニュースで知る。

 

日本列島は、逃げ場はないほどの地震国だから、この国に生を受けて以上は、仕方ないのである。

 

先週から、スーパーで、淡路加工の「いかなごのくぎ煮」が店頭に並んでいるのを見かけている。

 

1995年1月17日の「阪神淡路大震災」から、ちょうど、26年の時が流れ、私の友人も被害にあい、悲しい想いをしています。

 

無事に難を逃れた友人が、毎年、「いかなごのくぎ煮」を送ってくれていたのですが、その友人から地震以来、いかなごが取れなくなって送れなくなったの」との、連絡があった。

 

その時の友人の地震の影響による恐ろしさと、毎年、食膳に当たり前のように並んでいた郷土の産物が食べられなくなった悔しさが、電話口から

伝わってきた。

 

昨年まで、気が付かなかったのかもしれないが、今年は、先週から、淡路加工の「いかなごのくぎ煮」を、見つけて、嬉しく買い求めた。

 

友人に連絡すると、催促しているように思われ、気を遣わせてはと、一人

黙食としよう。