清々しく澄み切った青空

最近の天気予報の的中率はパーフェクトといっても良いと感心している。

明日、5日のこどもの日は、芳しくない予報に、今年の連休は勢い込んで予定を立たてたものの、計画倒れと反省しきりだ。

そこで、今日こそはと窓を全開にして大掃除を始めたが、洗濯や布団干しで、ダウンしてしまった。

 

気分転換に近くの公園に行くと、すっかり新緑の青葉や若葉が、きらきらと輝きまぶしいほどで、嗚呼、5月だと実感する。

 

都会の中にある公園なので、周囲はマンションが多く、ほどんどのベランダには、洗濯物がたくさん見える。

矢張り、多くの人が思いつくことは類似していると思った。

 

今年もコロナ禍で、自宅で過ごす時間が多く、かつて医療ボランティアをしている時である。

外来で一人住まいの患者様から、「普段は来訪者もなく、1日中声を出さない日もあるのよ」。

「今日あなたと話が出来たので、気持ちよく帰れるわ」

 

そんな会話を思い出す日々が私にも続いている。

確かに今は、相手の都合も考えると、多くはメールを利用する。

外来の患者様の「声を出さない」という一言に、私は、声を出さないというのは健康上に問題があると思って、何か解決法はないかと考えていた。

 

そこで、昨年のコロナ禍の巣ごもり生活から、できる限り、童謡や唱歌を歌うように努めると、懐かしい風景や季節感を取り戻し、心が穏やかになると、大成功と自負しているのである。

 

今日も公園のベンチで、思わず、「緑のそよかぜ」を口ずさんでいた。