今日2日で、昨年の9月の脳神経外科の手術後、5か月を迎える。
お陰様で、まだ、5か月しか経過していないのかと、思う程に日常の生活を取り戻している。
時々、傷口がチクチクと痛み、存在感を主張して、私に当時を思い出させるのである。
昨日、ふるさとの母校の校長先生のメールに、6年生の卒業まで、残すところ、30日とあった。
嗚呼、残すところ、30日しかない日数に私は、校長先生に、かねてから、
母校の学び直しも2021年の春に旅立つ6年生と同じく、私も75歳を機に
卒業しますと伝えていた。
残念ながら、2020年の新学期からコロナ禍で、とうとう一度も母校に帰れないまま、学び直しもできなかった。
そもそも、2018年に母校のPTA70周年に、私の拙著「笑顔の力」による
縁で、私はすっかりふるさとのことは忘れていたが、校長先生の招きで
61年ぶりの故郷の良さを目覚めさせてくれたのである。
改めて、その母校で、病弱な小学校時代を過ごした私は、これを機にもう一度母校で、学び直そうと思っていた。
校長先生は「笑顔の力」から、さらに一歩踏み込んだ「笑顔の底力」を
期待していたのではないどうかと、気づいた私は、母校の卒業論文として
校長先生に、「笑顔の底力」をもって、卒業しますと約束をしたのだ。
その約束が、30日しか残されていないとわかり、些か、焦りと共に、久しぶりに緊張感もある。
振り返ってみると、母校とは「笑顔」に始まり、「笑顔」で締めくくるという次第である。
さてさて、校長先生から、「はなまる」をいただけるだろうか。