ついに体が悲鳴をあげる

退院後の私は、かつてない程に血圧が安定しているが、今朝は頭がすっきりしないし、珍しく血圧が高く、疲労感もある。

 

そういえば、昨年保健所からの「胃がん検診」のみが延び延びになり、昨日、午後から検査だった。

もちろん前日の20時以降からの断食とコップ一杯の水分補給のみが大きく

体力的に持ちこたえられないのかもしれないと思いだした。

さらに、待ち時間にスマホのGoogleフォトの整理をしていたこともありかなと思い当たること多しである。

 

そして、今日は、パソコンと向き合わねばならない不要不急の予定があり、また、私が簡単に考えていたスキルでは、到底かなわず、苦手のエクセルと向き合うこと一時間で、疲れ切ってしまった。

 

前日から、今日はパソコンとの逃げられないお付き合いがあると朝から

頭にあったせいで、体がシグナルを出したのである。

 

ちょうど、一週間前にエッセイストの岸本葉子氏が、毎週日本経済新聞の夕刊に「人生後半 はじめまして」の連載記事に、まるで私の気持ちを代弁しているような、タイトルを思い出した。

そのタイトルは、「パソコン漬けに思わぬ『復讐』」と記している。

 

確か、何度か、ラジオ深夜便で、優しく穏やかな語り口からは想像できないほどの表現に驚きと共に、恐れ多くも岸本氏という同じ思いの仲間に爽快感すら覚えた。

 

どうも、早くメール程度で、パソコンとも穏やかに笑顔で付き合える程度のパソコン生活が一日も早く来るのを待ち望んでいる。

 

夜は、明日が図書館の返却日の菊池寛著の「マスク」を就寝前に再度、読み込もうと枕元に置いて。

この先はご想像にお任せします。