手帳とボールペンのその後

小学校の通信簿に、「協調性に欠ける」と担任の先生から評価されていたが、かなり心して努力をしてきたつもりであるが、どうやら未だに克服できていない部分が表出する。

 

今年から、長年愛用して慣れていた手帳から、新しいビジネス手帳とボールペンを新しい生活のスタートと言い聞かせて、書き込み始めたが、どうも、しっくりしない。

 

考えてみれば、もうこれまでのようなビジネス手帳は不要であると、今頃気が付いたのである。

さらに、これまでボールペンも、黒、紺、赤のスライド式の芯で、それも製薬会社からの社名が入ったいただきものだと思うが、とてもそれが使いやすく、気に入っていた。

 

昨日、改めてスリムで簡潔な手帳を買い求め、いざ、黒一色の書き込みが

気になってきた。

つい、一色だと見過ごしやすいというか、なんか、長年3色で重要度を振り分けていた習慣が、懐かしく思いだし、手帳を前に一向に書き込みが進まないのであった。

 

1月10日の日本経済新聞に、歌人で情報科学者の坂井修一氏の「うたごころは科学する」に「替え芯のある生活」を思い出し、再度、読み直してみた。

 

確かに替え芯で使い分けができる便利さに、私はすっかり慣れてしまっていたために、黒一色の手帳に書き込むには、時間と協調性との戦いが慣れるまで続きそうだ。。

 

坂井修一氏は、4色ボールペンを使っているそうだが、インクのなくなるタイミングが色によって違うことに、数本購入しておくそうだが、私は、

使い切った芯だけ、一本買い求め付け加えながら使っていた。

 

いずれにしても、今日から、「日の出が少しづつ早くなる日の出の折り返し地点」と知り、やっと本格的に日常がスタートした感がある。

 

今日中にはと、意を決して、新しい手帳と、パーカーのボールペンで、予定を書き込んだ次第である。