ブルーインパルスに込めた想い

今日の正午から約30分間、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が東京都心上空のニュースに拠れば、コースに入っている。

イギリスのロンドンから医療従事者達に敬意と感謝の気持ちを込めて始まったと言われ日本の各地で「ブルーライトアップ」が行われている。

我がふるさとの浅口市も、4月24日、金曜日の正午に「フライデー・オベーション」として、市職員が1分間の拍手を続けている。

私もiPadのカメラをオープンにしていたが、緊張していたせいか、シャッターチャンスを逃し、最後の飛行時刻の12時59分にキャッチ出来た。

確か5機の内、淡いぶるーが2本見えた。
その消えゆくスモークを見ていて、私は、時刻に些かの違いはあるが、青い空は、ふるさと迄繋がっている。
「あさくちブルー」と新型コロナウイルスと身を賭して関わっている医療従事者への感謝、新型コロナウイルスの収束、終息を願っている。

今、私は自分中心の日々に、新型コロナウイルスによって、ふるさとには帰れないと嘆くのが、如何に小さな些末で、お粗末な想いに、消えゆくスモークを追いかけ乍ら、恐らく、未だに東京では、コロナに対して、綱渡りの日々が続いている。

今年から、小学校での「学び直し」も脆くも、恐らく今後、卒業式迄、帰れる状況は不可能であると推察している。

今年も生き甲斐だった、母校の小学校の学校運営協議会委員も今年度も継続との委任状にも、メールで、参加するのが、精一杯と判断している。

これまで、「ただ今」「お帰りなさい」と言った温かい母校に対しても、未来ある子ども達に、ふるさとへの危険を回避するには、私は、ふるさとに帰ることを諦めるという、辛い想いをブルーインパルスの飛行に、秘かに想いというか決意を託した。