夜明けの宇宙ショー

昨日17日の夜明け3時38分、目が覚めた。
これも私の朝のルーティンといえるかもしれないが、カーテンを開けて、空を見る。
凡そ、数年以上、加齢もあり、必ずと言ってた良いほど4時前後に目が醒める。

カーテンを開けて、思わず夜明けの未だ三日月とは言えないチョット太めの細い月と
側でキラキラと輝く開けの明星に、寒さも忘れ、魅入っていた。
昨日は、気温が下がっていたせいで、窓ガラスの結露がびっしりと滴り落ちるのも気にならず、宇宙からの激励のメッセージにも取れた。
残念ながら、寒さを感じ、慌ててまたベッドに潜ったが、早速体からシグナルが出て喉の痛みを覚え、薬のお世話になる始末である。

兎に角、来週は予定が多く、安全を期して大人しくしていた。
ベッド上には、スマホとタブレットを置いて、忙しくタッチを繰り返す1日になった。

夕刻、何気なくタッチしたスマホで、今日18日の夜明けの宇宙ショーのニュースをキャッチした。
月と火星・木星・土星が並ぶという。
何としても、こんな素晴らしい宇宙ショーを見る機会は少ないと、ジャスト4時に目が醒めた。
直ぐに、カーテンを開けると、確かに冴え冴えとした月の側に、弱々しい星が見えたが、一瞬のうちに、光が弱く視界から消えてしまった。

微かに見えた光が、3つの惑星の何れかは分からないが、夜明けに眼醒めてしまうのも悪いばかりで無く、宝物を見つけた気持ちになった。
未だ、20日迄続くそうで、恐らく、明日も眼醒めは早いと察している。

テレビを処分して以来、「ラジオ深夜」を専らBGMに、終夜付けっ放しでいる。
そろそろ、長く続いている悪しき習慣ともいえるので、平常の時間帯に戻す努力を思うものの、素晴らしき宇宙ショーは見逃したくない想いと、体調を考慮して、目下、闘っているのである。

二日間の夜明けの素晴らしい宇宙ショーは、今後も私の思い出の一つになりそうだ。