10月を迎えて

10月が私の中ではとても待ち遠しく思っていた。
9月末で、私の中では全てのこれ迄に様々な体験や経験が無駄ではなく、寧ろ何処からとも無くパワーを感じていた。
つまりは、10月から何度もリセットを繰り返した9月迄で、すっかりクリア出来た自信に近いものを掴んだ想いに満ちて行くのが、心身ともに確かに前向きになっていると思えるようになった。

10月は「衣替え」の季節と言われたが、最近の温暖化でいつしか忘れ去って仕舞う運命にあるのだろうかと、残念に想うが、私には気候に左右される事なく、正しく「衣替え」と言うかリニューアルが出来たのである。

私に揺るぎない決心というか、結論に辿り着く迄には先月末帰郷して、母校の会議に参加した際に、将来を担う子ども達への、会議の席上の委員からの、熱き想いが一言ひとことに溢れていた。

故郷をこよなく大切に思う正しく故郷愛と言った一言では、済まされるには重みを感じた私は、昨年6月からに帰郷の機会から、その後も帰郷の都度に故郷の温もりを感じていたが、いつしか私の心に大きな存在を占めるに至ったのは、今回委員の一員として参加した時、迷う事なく私もこれ迄に培ってきたものを
母校の小学校の未来の為に努めようと決意が結論に変わったのである。

更に、その決意、結論を決定付けたのは、翌日の小学校に隣接する三年保育の「こども園」の運動会で、元気に一生懸命頑張っている故郷を担う子ども達を、私は目の当たりににして昂揚感と責任を感じていた。

小さな小さな子ども達の姿に、私もこの子ども達の為に我が故郷の為に頑張りたいとの想いに溢れて来る自分に、此れで良いのだと強く思う迄に至った経緯である。

来年は年長組が隣接する母校の小学校に来春は新しい仲間となると子ども達である。

もう迷う事なく、故郷の空「あさくちブルー」の爽やかさが心の中に広がっていった。