ドアが開いた

昨日、主治医の先生の診察を受けた結果、心身共に現在の私の健康保持には、故郷の力が良い効果に繋がっているとのアドバイスに、今朝から視界が大きく広がりを覚えた。

長い期間、気持ちは決まっていたが、今一つ躊躇していた自分を腹立たしく感じていた。
でも、今日から、迷う事もなく、雑音も気にならない変化に驚いてもいる。

これまで私のブログから、何が後期高齢者を目前にして迷っているのかと、私を案じてくれる友人も少なくない。

今年の5月、母校の小学校の運動会で、厳しい暑さの中で一生懸命に頑張っている子ども達の姿に、いつしか胸が熱くなり、心の中は涙が溢れていた。

新しい日本を担っていく母校の子どもたちを愛おしく、何かが私の中で起こっていた。
もう一度、子ども達の様に一生懸命なれるものが私も求める感情が、日を追って強くなって来た。

その私の想いを察したかの様に、母校の小学校から「学校運営協議会」の委員の一人に故郷の浅口市の教育委員会から委嘱という、思い掛けないミッションを頂いたのである。

遡ること、令和元年6月4日のことである。
その日を機に、私は母校の小学校の子ども達の為に、全力投球をしよう、したいとの想いを決心すると、不思議に目の前の重いドアが開いたのである。

昨年の6月の61年ぶりの帰郷から、既にその下地は用意されていたのかもしれないとの想いが過ぎる。