七夕飾りに想いを馳せる

今年も、病院の玄関に七夕飾りの日を迎えた。

その2日 前に、主治医の診察日だったが、矢張り親友の死は身体にも正直に現れていた。
自分でも充分に自覚している積もりだが、再度、生活環境をリセットしなければならない現実がある。

笹の葉に飾りを付けながら、毎年、七夕の季節には何故か様々な出来事を思い出し、走馬燈のように駆け巡る。
既に綺麗な星になったであろう親友に、いつしか想いを馳せていた。

このままの私を続けることは難しさを感じている日々が数年来続いている。
もう少し、自分を大切にした生き方を、今回の親友の死を通して考えるきっかけが更に強くなった。

既に、ある意味では一つターニングポイントが始まっている。
そのターニングポイントは、楽しく、生き甲斐になっている。

更に、自分の気持ちは決まっているが、もう一歩進めない自分をもどかしく思っている。
そんな複雑な想いを抱えながら、飾り付けをしていた。