初めての運動会

今日は、母校の小学校にの運動会。

然も、卒業生なのに、貴賓席を勧められた。
何と、貴賓席も競技に参加するとのこと。
何と何と、私は、小学校の運動会には、参加した経験がないのだ。
確か、学芸会も遠足も高学年になって、行動を共にした記憶しかないのである。
何故なら、小児喘息を始め、虚弱体質のため、当時のお医者さんからストップがかかっていたからだ。

それが、まあ、62年ぶりに、74歳になって、「紅白の玉入れ」に参加できるとは。
もちろん、私は「白玉」を選んだが、以外に高く、初めての「玉入れ」だったが、残念ながら、一つも入らなかった。
でも、私は、やっと運動会にも参加出来たという満足感で一杯だった。
やっと、小学校の全ての行事をやりきったというか、卒業出来たと思った。

もう一つ、私は体は今でも丈夫という健康体では無いが、不思議と「晴れ女」である。
実は、今年のピカピカの1年生は、此れまで、何か入園式とかイベントの際は、雨になると聞いた。

その話を聞いた私は、何としても、初めての小学校の運動会を「晴れ」になるようにとの想いを持っていた。
その願いは、数日前に帰郷して以来、「あさくちブルー」が続いた。

燦々と照りつける「あさくちブルー」の下で、ピカピカの1年生に、心の中で「雨が降らないで良かったね」と語りかけていた。