時には静かに、時には激しく

新しいスタートを決めた私にとって、この大型連休は実に有り難かった。

徐々に進めていたが、思い切って過去との決別を意味する行動に、時には静かに、時には激しさを伴ったいた。
私には生来の悪い性分があって、もう限界と思う書類などを見つけると、フラッシュバックすることが心身共に耐えられなくなるからだ。

もう二度と目にするのも避けたい為に、瞬時に処分する。つまり激しさを意味する。
また、苦手なのは、自分自身も決めかねる書類等である。

今、手元に残っている紙資料は、数年間の新聞の記事の切り抜きである。
必要な記事と切り抜いただけに、パソコンに残す判断をした。つまり静かさを意味する。

この入力作業は既に7年以上前から続いていたもので、私の知識の元とも言えるもので、3年以上、何故か作業が進まないでいた。

何故かではなく、理由は分かっているが、既にその段階でターニングポイントに気付き着手すべきだった。
今、そのツケを払っているという次第だが、この作業は、もう一度パソコンの画面を介して頭にインプットされる。

更に紙資料ばかりでなく、パソコン内の整理まで広げた。
正に、デジタル終活に近く、徹底的に拘ったのである。
大型連休をいわば、ターニングポイントの為の断捨離に終始したが、精神的な成果に満足している。