新しい時代が始まる

いよいよ「令和」が始まる。新たなスタートに私のターニングポイントを重ねている。

燻り続けていた想いを決定的にしたのは、新元号が発表された日だった。

充分、平成迄を生き切ったという感情が、私の背中を押してくれた感がある。

61年ぶりに帰郷した時から始まり、続いて11月に再度帰郷した機会に、地元の人が気付かなかった故郷の素晴らしさに気付き、魅せられたことが、私のターニングポインに繋がったと言える。
正に長く続いていた私の息苦しさを、故郷が包み込んでくれたのである。

そしてそのターニングポイントが叶ったと言える。
決まれば、失敗を恐れず、自己責任の範囲内で、前進するのみである。

幸いにも大型連休が次なる目標に向かっての、準備期間というか、待機時間に好都合である。

年齢から無理はできないで、今後は自分の「生き甲斐」というか目標は故郷に、未だ私を待っていてくれる人達がいる。

この年齢になっても「待っていてくれる人達がいる」という恵まれた故郷の優しさに、私は感謝の気持ちで心が熱くなる。

秘かに私は、目標を実現するというか、「生き甲斐」を誠実に受け入れてくれた人達に、今度は私が報いる時の始まりと言える。

その為にも、大型連休を利用して、昭和から平成迄に区切りが付けて、次に進みたい。
ましてや、信頼して待っていてくれる人達の期待は裏切れない。

その想いが、74歳になった今、私の大きな支えにもなっている。

これからは、好きな世界に身を置く幸せが、私にとっては楽しみな人生に変わる時の始まりだと考えている。

恐らく、これまでの昭和、平成より「令和」は私には一番短い時間に違いない。

故に、短い時間をかけて一つひとつ「待っている人達」に喜んで貰えればと願っている。

心穏やかに、実現する日を楽しみに待つ、此れ迄とは違う私がいる。