ターニングポイントの足音を感じる

先月末までの心身共の苦痛は、一歩前進する為に必要な期間だったと思える気配を感じている。

新しくスタートするまでには、心身共に気付かない内に相当な闘いをしていることを実感した。
年齢的な起因が大きく影響することもあるのは分かってはいるが。
特に、新元号「令和」の発表は、私に一つの決意というか、弾みをつける機会にもなった。

昭和の終戦の年に生まれた私だが、親しんだ平成30年が残すところカウントダウンに入った。
この74年間のうち、私は仕事の傍らで、病院ボランティアを始めて30年を過ぎた。

30年もボランティアを続ける事が出来たのも、仕事とゴルフが気分転換になっていた。
ところが、父親の交通事故を機に、不自由になった父親に付き添っている時間が多くなった。
母親の入院先で、病院ボランティアを勧められ、始めたボランティアだったが、お陰で父親の気持ちを汲み取る事が出来た。
交通事故後、胆嚢がんを発症し、2年2ヶ月の入院生活後、旅立った。

既に、唯一の気分転換だった大好きなゴルフ場も手放した。
父親の死を機会に、病院ボランティアに、ある意味では21年間、ボランティアに没頭したと言っても過言ではない日々が続いている。

ある意味で、前期高齢者と後期高齢者という表現には問題点も否めないが、私の場合、正直に身体に現れたと言える。

世の中のスピードの速さに追い付かない自分に気がつき始めている自分もいる。

主治医からは、自分の時間を作って、好きな事をするのが、何よりの治療と言われている。
今、私はその時間作りと好きな事、したい事があるので、今私はその目標に向かう途上である。

幸せな事に、私の目標を見守り、応援してくれる人達の存在が私の大きな支えになっている。