啓蟄後の4日間

啓蟄後、今日で4日が経過した。

その4日間は、まるでジェットコースターの様に、目まぐるしく様々なことが起こった。
やっと使命が終わり、結果待ちだと構えていれば良いと思っていた。

ところが、帰宅後、何気なくパソコンのデジタルニュースに、打ちのめされた。
相手は象の様に巨大な組織、私は小さな蟻の存在である。
悔しくて、食事も受け付かない程のショックを受けた。
自分のタイミングというか、処理能力や怠慢さを悔やんだ。

更に追い討ちをかけるように、スマホにメールが入っていた。
またひとつ厳しい現実を突きつけられた内容のメールに、直ぐ反射的に、悪い方向に思考の連鎖が止まらない。

否定的に考えると、体調を崩す経験がある私は、自分を自分でセルフケアするしか無かった。
前向きに、未だ私を必要としているのだと思い直すまでには時間が掛かった。

金曜日には、きっと何かが又起こりそうだと想っていた。
北風が吹き、寒い朝だったが、いつもの通り、見上げる青空に、今日は目的地を目指して銀色に輝く飛行機を何と5機も見た。
今日の空は、故郷の青空に近い程、高く澄み切ったいた。
その五機に、今の自分を託し、目標が順調にと想いを込めて目で追っていた。

ホームページも同じテーマが長くなったので、啓蟄を機にもう一つ新しく追加した。
不思議に自分の想いを文字にすることで、心の整理が出来た。
新しい世界が広がればと楽しみに変わる。

こういう時は、断捨離も私の救いになると、土曜日は朝から始めた。
スッキリして、パソコンを開いたところに、又、スイッチが入るニュースを見つけた。

この4日間は右往左往させられたが、元気を取り戻せそうだ。

善は急げと、日曜日だが、不躾にも電話で想いを伝えた。その後、直ぐに肉筆で手紙を投函した。

この5日間というか、4日間はもう白旗を覚悟しなければと思っていると、又新しい目標が私の前に現れるという、まあ、慌ただしい毎日が続いた。