東京の空を見上げる

最近、東京も冬晴れの綺麗な空の日が続いている。

区役所に行く大通りは、何時も信号機の時間帯を長く感じていた。

今日も同じ気持ちで、信号待ちをしている時、ふっと空を見上げた。


故郷の空に極々薄い膜がかかった状態の青空だ。


残念ながら、故郷のあの空には及ばないものの、青空は心を和ませてくれる。

やはり人間関係も、いつも青空が続いて欲しいなあなんて、考えていた。


急に人の動きのざわつきに、青信号に気がつく始末である。


それ程、先月の故郷の青空が心を占めていたのだと、改めて想いの深さを感じる。


魅せられたというか、魅入られたと言える。