期限が限られた仕事

私の 弱点は、人から頼まれ仕事に「ノー」と言えないことであった。

自惚れかもしれないが、信用の上に成り立っていると前向きに考えて、き厳しいなあと思いながらも、いずれ自分の為になると思って引き受けている。

 

11月までに 三ヶ所からの依頼に図書館に缶詰の状態で、資料調べに忙しい毎日が続いていた。

 

お陰様で期限内に済ますことが出来た。

これまで長年締め切りに追われた生活をしてきた経験上、至極当たり前のことである。

 

また、相手がアップアップしている状況下で、依頼されれば、縁の下の力持ちとして、信頼を裏切らない様にと張り切ったりするお調子者でもある。

依頼した側の感謝と安堵の表情に、素直に良かったと思う。

これは私がしたのよなんて、自己顕示欲の欠片もなく、寧ろ相手の立場に配慮して 「貝」になる様心がけてきた。

 

たとえ問題が発生しても、決して影響が拡大しないように、穏やかに自己責任で改善、解決を図る様に覚悟をしている。

 

私は物心つく頃から、母親から「貴女を信用している人からの依頼は、自分の責任を取るぐらいの勇気を持つ様に、また、解決できないことは貴女には与えない」と教育されてきた。

 

今、メールに添付という便利な方法で、期限内に間に合ってホッとした。

期限が偶然にも重なっていたことも厳しかったが、また新しい知識が増えたと、達成感があった。