まだ春は名のみ

今日は朝から実習指導に始まり、夕刻5時から他の委員会に出席の為、自宅に帰り、冬のコートに着替えてきたのですが、7時過ぎに外に出た途端、コート後裾が裏返るほどの強風です。

思わず身体中に緊張が走りました。
街のショーウインドーは既に軽やかな春のファッションが、私の目を楽しませてくれるとともに 、どこかでもう春でしょという刷り込みが頭の中にあるせいか、今夜の帰宅時の強風には自然の気ままさを恨めしくも思いました。
あいにくアゲインストの北風です。
思わず、北風の中で「春は名のみの風の寒さや〜」と早春賦を口ずさんでいました。
午後の7時なので、太陽に助けを求めることもできないまま、今夜は熱々のにゅうめんで冷めた体を温めようと思いながら、気がつくと段々足早になっていました。