春一番 の影響?

東京にも春一番が吹き荒れました。

先日から固い蕾を開き始めた沈丁花の花が今年は、どこも私が見つけた限りでは、葉がなぜか汚れていると言いますか、新鮮さが見られないなあと思って 友人に話しましたところ、その友人も同感だというのです。
別に今日の春一番で、今年は風の強い日が多かったように思います。
そのために乾燥も激しく、葉が荒れているように見えるのです。
そして大好きな香りが 今ひとつ弱々しいのです。
かつて、昼間の温もりが残っている路地を歩いていると 、そこはかとなく甘い香りに、あゝ春が来たと思ってしばし、その香りの空間に佇んだものです。
低い鼻を近づけて、あゝ、沈丁花の香りを確認する寂しい春の訪れを感じてしまうのは私だけでしょうか。