菫の花に味方する

私は本来、出版の仕事に関わってきた以上は、できるだけ売り上げの向上を望んでいます。

但し、まずは広告欄に目を通することから始めてしまいます。
その一つに、発売時からの広告欄の紹介に気になる箇所が あります。
齋藤孝氏の監修による「こども菜根譚」の一部紹介欄のトップに「『清く 正しく、美しく』はとてもたいせつ。でも、それだけでは息苦しくなるよ。」
私の年齢ですと、「清く、正しく、美しく」は かの有名な宝塚には、何と言っても菫の花が欠かせない存在であり、同様に大切な教育方針の記憶があります。
年頃になると、学生時代に始まり、母親からも耳にタコができるくらい聞かされました。
そういう立場で言えば、煩いから「息苦しさ」に通じるかもしれませんが。
気象庁から、今年の日本の平均気温が過去最高の発表がありましたが、だんだん 、春の花と思われていた花が、これから、雪も降るかもしれないのに、春の花を多く見かけます。
菫とこども菜根譚についての、相変わらずの私の横車の一説にご容赦を。