縁の下の力持ち

縁の下の力持ちという言葉も死語になりつつあるように思いますのは、私だけでしょうか。

仕事だと割り切ればそれまでですが、落ち度なく、物事が順調に粛々と進めるためには、かなりの時間をかけていることがわかります。
口にも出さず、ひたすらと処理をしていますが、つつがなく済んで当たり前としか評価されないことに対して、私はかなり気になっています。
一言でも労いの言葉や、時間が許せば協力を申し出るような、温もりのある社会は遠くなっているのでしょうか。
縁の下の力持ちがいて、初めて成果に繋がっているのです。
たった一言、「お世話になります」、「お手数をおかけします」、「どうもありがとう」と言えないのでしょうか。
これから年末にかけて、新年に向けて、忘年会や新年会の幹事役は、事前の準備に始まり参加者のことを考えての気配りが多々あることでしょう。
一言、「美味しかったよ、大変だったね、ありがとう」と声をかけて欲しいなぁと思います。
今年は、例年より乾燥しているのでしょうか、道路上に落ちている枯れ葉が多く 、カサカサしているように感じています。
まるで心のカサツキのように思えて、せめて落ち葉を踏まないようにと気を付けながら歩いています。