図書館からのメール

幸せなことに道路を挟んで図書館があります。

まるで大きな書庫を持っているような感覚で、非常にこの図書館を利用しています。
私も編集者の経験もあり、自分の書いた本は1冊でも多くの人に買って欲しいという想いに相反するのですが、つい、図書館で購入依頼をしています。
言い訳がましくなりますが、1冊でも多く蔵書しておくことも必要だと思うのですが。
特に新刊書の希望が多く、数カ月待つことは当たり前ですが、図書館からのメールがあると、もうワクワクします。
特に新刊本だと 、1ページを開くと、インクのにおいにまずは満足します。
かつて銀座百点の編集者時代は、印刷会社に最低でも3日間は籠もって、割り付けや、色校正、文字校正などの作業をしますが、印刷会社の担当者が、ホカホカのゲラを持ってきますが、その時、プーンとインクのにおいがします。
その時の刷り上がったばかりのインクのにおいが、まだ私の脳裏の片隅に残っているようです。
残念ながら、今日は図書館の開館時刻に間に合わないので、明日を楽しみにしています。
約5カ月待ちわびた本は、ダニエル・オーフリー著『医師の感情ー「平静の心」がゆれるとき』です。