今でも足を止めるもの

曇りがちな空を見上げながら、チョット考えごとをする時は、公園か、当てもなく近所を散歩するのが習慣になっています。

ふと気がつくと、白い建築計画のお知らせ看板の前で足を止めています。
まだ、脳裏のどこかに残っていることに自分でも驚くとともに、未練がましさに嘆かわしくも思うという複雑な気持ちがあります。
美術の仕事をしています時、私は白い建築計画のお知らせ看板から、仕事を探していました。
お知らせ看板の情報から建築会社や設計事務所宛に、初めましてといった手紙作戦をしてきました。
縁のある先は、交渉が楽ですが、初めてのところは緊張もしますが、ダメもとで、どこかで楽しんでいる自分がいます。
今回はダメでも、次回のために一人でも多くの人とのご縁作りです。
今、考えると若かったんだなぁと思います。
だだ、最近の散歩コースはオフィスビルより集合住宅が多いのですが、やはり足を止めています。