視界が開ける

今日は24節気のの「小雪」ですが、ピンとこないような陽気です。
おかげさまで、薬からも解放されました。
そうすると、じっとしていられないという性分の私です。
健康のために必要以外の情報には目をつぶっていましたが、ふと、毎月送信されてくるメルマガが気になりました。
昨年の2冊目の出版を終えてからの私は、充実感がない日々で、まるで「青い鳥」を探している状態でした。
古希という年齢にも、一つの節目というこだわりというか、変身願望が強くなり、落ち着きのない空虚な精神状態が続いていました。
一つのメルマガによって、川端康成の「雪国」の有名なくだりの「トンネルを抜けると〜」のトンネルを私も抜け出せるかもしれないと閃きました。
「下手の横好き」で良いと思う気持ちになりました。
長い時間でしたが、自分を削ぎ落とせるだけ落として考えた結果、あるメルマガにピントが合ったのです。
名誉や利を求める野心を全て消しゴムで消していく作業をすることが、今の私には求めれているとわかっていましたが、なかなかまだその悟りの境地には程遠いという次第です。
「決めた」と思った途端に、視界が広がってくるのを楽しんでいる自分がいました。
しかし、何を始めるかは内緒です。