私だけのスーパームーン

2003年、私は素晴らしい活躍をしていますテラ・コーポレーションの経営者の高重和枝さんとのご縁ができました。

その後は疎遠になっていましたが、私には忘れられない存在の方で、2012年に幻冬社ルネッサンスから刊行しました「笑顔の力」をお送りしました。
お人柄通りの心のこもった手紙をいただき、元気にご活躍を知りました。
翌年の2013年、2008年から始まった高重さんが主催していますワールドカフェ「ひとむすびの場づくり」のゲストスピーカーの依頼をいただき、医療ボランティアの体験を通して笑顔とコミュニケーションについてお話をいたしました。
今年の9月だと記憶していますが、高重さんから11月13日の「人むすびの場づくり100回記念」のゲストスピーカーのお誘いのご案内をいただきました。
2016年の11月は、私にとっては病院(医療)ボランティアをスタートして、ちょうど25年になります節目といいますか、区切りの年です。
私はこの晴れがましい「人むすびの場づくり100回記念」を最後に、医療ボランティアについて、人様の前で話をすることを辞めようという想いを秘めて参りました。
学生を始め これから医療人を目指すひとには 惜しみなく拙い体験ですが 、伝えていきたいとの想いは失うどころか、強い想いがあります。
高重さん、私の背中を押してくれてありがとうと見上げた空に、明日が68年ぶりのスーパームーンですが、クッキリと大きな月が目に入りました。
充実した1日の夕刻、私だけのスーパームーンに、これで良かったのだとしばらく立ち止まって、月に魅入っていました。