冬は美術館に行こう

今日は24節気の立冬。

いよいよ正真正銘の冬になりますというシグナルです。
さすがに暦どおりの寒い朝です。
アゲインストの風に「北風吹きぬく寒い朝も、心ひとつで暖かくなる」と吉永小百合の「寒い朝」を口ずさんでいました。
そうか、心ひとつで今、私が暖かくなるものは何だろう。
「貼るカイロ」なんて色気のないことは抜きにして。
そういえば随分美術館にはご無沙汰です。
現在、国立新美術館で「日展」が開催中です。
かつて仕事でご縁のあった三田村有純さんが、工芸美術部門で内閣総理大臣賞を受賞したことを新聞紙上で知りました。
まだ抗生物質に頼っています私は、人混みを避けなければいけないため拝見できないのが残念です。
真夏の午後、東京芸大の土ばかりの運動場を抜けて、漆作品の創作現場に触れた往時を思い出すだけでも、心が暖かくなりました。
三田村さん、おめでとうございます。