決算日とトリアージ

10月31日はある意味でひとつの区切りをつけるための決算日と未だに私の中には習慣というか、生き続けています。

私をよく知る友人は、「今月が決算月だから、またいろいろと忙しくしているのでしょう」と話題になります。「今年は何を決算というかリセットするの」と突っ込んできます。
決してそのツッコミに嫌悪感を感じることはないのです。まさにその通りですから。
少し前に「25年サイクル」を取り上げたことがありますが、小さな会社も25年を一区切りにクローズ、また医療ボランティアも来月11月で通算25年になります。
会社経営とボランティアは重なっていますが、75歳で人生を25年を1期としますと、3期と設定できます。
後期高齢者になる75歳までには、すっきりとした人生設計をしておきたいとの思いがけない、ここ半年ぐらい考えていたのではないかと自己分析しています。
常々、人生にも「トリアージ」が必要だと思っています。75歳を目安に何が大切かを真摯に向き合うために、自分をリセットしなければ難しいと思います。
よく言われていますが、「心の整理」は意味から「トリアージ」が該当するように、私は思っています。
敢えて「思っています」という表現に溢れていますが、個人的な体験から割り出したものだからです。
あるトップ企業の経営者の方から、経営上の迷路に迷い込んだ時に、「ピンクと緑の組み合わせにいつしか気持ちが和んでくるね、自分でも不思議だけど。必ずとどんなことでも解決するものを見つけておくといいよ。ところで、私を和ませる絵はあるかい」
やっと私の決算報告はおしまいです。
振り返るのは苦手な私は、すでに気持ちは来月から新しい人生の予算に取り組まなくてはと思っています。