爪の長さ

今日は爽やかな秋晴れです。そして大安です。

毎朝、メールの確認を済ませての外出が私の朝のリズムです。
パソコンのキーボードに打ち込む手先といいますか、爪が伸びているとキーが打ちにくいために、爪の長さの基準にもなって久しくなります。
思わずいつもより伸びた爪を理由もなく、しみじみと見ていました。
もう出かけないとと思いながら、手のひらから平均的に伸びた爪が綺麗に揃って見えます。
その爪の長さに私は、昔は爪の手入れも心がけ、好きなパールピンクのマニキュアを塗っていた時代の扉を開けていました。
あの頃の私はと、走馬灯のように綺麗に揃えた爪にピンクのマニキュアをつけて、生き生きしていた自分がいたことを。
その頃は友人たちは、私は肩で風を切って歩いていたとか、マグロちゃんとか、瞬間湯沸かし器などといわれていたのでした。
せめて今日の1日は久しぶりに懐かしい爪の長さでいたいと思いました。
まだ見えてこないのですが、私の中で何かを必死に探し、揺れ動いている自分を制御できないでいる自分がいます。
こんな久しぶりに爽やかな秋晴れの日に、もったいないことですよね。