「赤い」色

昨日夕刻に図書館から 、予約していた図書が届いたとの連絡がありました。2冊のうちの一冊で、楽しみに待ち望んでいた図書でした。

芝浦工業大学工学部電気工学科教授の入倉隆博士による「脳にきく色 身体にきく色」です。
まず私は、タイトルに惹かれ、早速読んでいる時、つけっぱなしにしているテレビから広島カープのリーグ優勝が流れてきました。
まさに25年ぶりの優勝で周囲はファンにテレビの画面は赤一色に染まっています。
入倉教授の著書によれば、「赤は近くに見える」と著わしています。
さらに「最も近く見える赤ともっとも遠くに見える青とでは見える距離が10%以上の差があるという結果になっています」とも述べています。
広島カープの優勝は、入倉教授には失礼を承知の上で、選手と熱いファン自らが近ずけるパワーを近づけた結果ではないでしょうか。
一方で忘れてはいけないのは、11日と奇しくも年月の経過は異なりますが、9・11と3・11のことです。
「千日紅」は「仏花」とも言われています。非常に複雑な気持ちにかられる一日です。