二百十日と二百二十日

今年は台風の発生が少ないと思っていましたが、とんでもなく立て続けに日本を狙い撃ちしています。

最近では、気象予報士からも台風の発生時期にあたるを9月1日頃を二百十日、今日9月10日を二百二十日と言って、特に農家や漁師にとっては注意喚起を促したものです。
特に実りの秋を迎え、たくさんの果物が実をつけています。そんな大切な時期に台風の被害にあったらたまったものではありません。
通り道に幾つの実がぶら下がっています木を初めての見かけました。
なんとなく季節がらどんな味がするのだろうかと興味がありましたが、小学生の頃、苦い経験をしています。
「メジロ」の餌と言われる紫色の小粒の木の実を、同級生の男の子に勧められるままに摘んで数粒食べました。味もなく、ただ皮が固いことは記憶していました。
帰宅した途端に気持ちが悪くなり、母親は私の口を開けさせるや、舌が紫色になっていることに私を激しく問いただしました。
経緯を聞くや母親は私をおぶってかかりつけの医者に連れて行くや、先生は素早く処置をしてくれたそうです。
と言いますのは、その時には私は意識がはっきりしない状態でぐったりしていたと、母親から聞かされ、ひどくひどく叱られた記憶が蘇りました。
私には木の実と実の危険を経験した9月は厄日の思い出です。
念のため「ツリバナ」は赤い実になるそうです。