6年目を迎えた命日

今日は 中学校の国語の先生が亡くなった日にあたります。

朝から先生との思い出が走馬灯のように駆け巡っていました。
その後、先生とはお目にかかる機会もなく時は過ぎました。
しかし思いがけなく再会の場が準備されていました。私が美術の仕事で広島で宿泊施設の竣工式の席上に 、なんと先生も招待されたお一人でした。
ほとんど同時に、「先生?」「淺野さん?マリ子さんでしょ」「はい」「今日は?」「こちらのお仕事をさせていただいたので」
多くを語るより私の名刺をお渡ししましたところ、すぐ理解を示された先生から満面の笑みと共に私を抱きしめてくれました。
当時の先生は広島の短期大学の学長に就ていらっしゃいました。
その後、折にふれ時にふれ細やかに私のことを気遣ってくださいました。上京の際には、夕食をご馳走してくださいました。
先生は、中学校時代から 常に優しく指導をしていらっしゃいましたが、その姿勢は変わることなく、いつも私を褒めて支えてくださいました。私の母親は厳しさしか記憶にない対照的な存在でした。
残念なのは、先生にその後私は医療ボランティア関係の本を2冊出版いたしましたので、ぜひ読んでいただきたかったですが。
今朝、ボランティアに行く途中で見つけました、涼しげで、清楚な綺麗に澄んだ「ルリマツリ」のお花を天国の先生にお贈りいたします。