童心に戻る

昨日の乙女チックな想いを忘れさせてくれるエノコログサが生き生きと道路側に穂を伸ばしています。
そうか、まだ梅雨明けはしていないけれど、雑草は自然の中でたくましく生き抜いています。
すでにエノコログサは秋の足音が聞こえているのでしょうか。
今、猫派が犬派を超えているようですが、私は、犬との共同生活が長く、特にエノコログサの穂が、日本犬でも柴犬の尻尾に似ていて、父親におねだりをしたものです。一方でエノコログサは猫じゃらしともいわれ、小学校の頃は、友だちの家の猫の尻尾をじゃらして遊んだものです。
思わずその時の穂の感触が懐かしく、ガードレールから手を伸ばして楽しんでいると、突然車のクラクションに驚き、ここは東京のど真ん中ということを忘れていました。