何かを連想すること4日間

朝はいつもの通い慣れた道を歩いている時、突然、目に飛び込んできた光景に一瞬足がすくんでしまいました。正直恐怖心が先立ち、何が何かわからないまま急いで通り過ぎました。しかし、怖いもの見たさもあり、帰路に近づいてみました。それはソテツの若葉が勢いよく伸びていたのですが、私は初めてソテツの成長過程を見たのです。たくましいというか、不気味さを覚えました。

その後、ソテツの若葉が私の記憶の中で、何かと重なって見えるのですが、どうしても思い出さなくてイライラが続いていました。
4日目の朝、新聞に答えを見つけました。コレだったのだと。日経新聞の文化面に連載中の俳人の長谷川櫂氏選による「赤の系譜 十選」に掲載されている「地獄草紙」でした。