軒先きがない

天気予報を案じながら、出かけたところ、怠け者に一番最初に雨の水滴が当たると、祖父から聞いたことが今でも頭に残っています。最近は、昔のように雨宿りができるような軒先きの建物が少なくなりました。見上げると、まだ雨雲は迫っていないように見えるのですが、ちょうど葉の生い茂った紅葉の下に駆け込んで、携帯傘を取り出しました。見上げた紅葉の色彩のコラボに感謝の気持ちを込めて。