言葉を失う一週間

今日で熊本地震が発生して一週間の報道が、映像から、また新聞紙上には詳細に報じられています。
かつての東日本大震災について、佐伯一麦氏が岩波ブックレットに「 震災と言葉」 の中で、言葉が真空状態であると表現しています。ブログに父親の関東大震災の体験に触れましたが、阪神大震災が発生した時の父親は、交通事故の後遺症で左半身が不自由のため、私に夜は一緒にいて欲しいと言います。
簡単に、被災者の方の気持ちがわかりますとは軽々しく言ってはいけないことは、私は病気の方との関わりの中で経験しています。この一週間はやはり私には、被災者の方に言葉が見つからない状態が続いています。