通り抜けた香り

昨夜からの雨も、午後には晴れ間も見えて来ました。
いつもより足を伸ばして、連休の食材を買いに出掛けました。
私と同年齢と思われる男性が、数本の白い花を無造作に持っています。
その男性とすれ違った時、一瞬、甘い香りがしました。
白い花はフリージアでした。
通り過ぎた後、残された香りを惜しむかのように、佇んでいました。